天皇陛下と外国要人との会見にかかわる「1カ月ルール」について、宮内庁が最初に外務省に徹底を申し入れたのは、文書(下の写真)によると、平成7年3月13日付となっています。余談ですが、このときの鳩山由紀夫首相の立場はというと、自社さ政権の与党・新党さきがけの代表幹事でしたね。

そして、平成16年2月3日には、その「1カ月ルール」がなかなか守られない事例が相次いだため、改めて宮内庁が外務省に「誠に遺憾」だとして文書(下の写真)周知徹底を申し入れているわけです。この二つの写真は、何かの参考になればと思い、ここに掲載しておくことにしました。

で、本日午後のことですが、外務省の武正公一副大臣は記者会見で、天皇陛下と外国要人との会見について 「陛下が日本国民の統合の象徴である立場で(行うので)、公的行為にあたる」と述べ、内閣の助言と承認が必要となる憲法上の「国事行為」には該当しないとの認識を示しました。
民主党の小沢一郎幹事長は、陛下と中国の習近平副主席との会見実現に向けた官邸のごり押しについて、「陛下の国事行為、行動は、国民の代表である内閣、政府の助言と承認で行うことなんですよ」と正当化していました。でも、武正氏は小沢氏の発言を否定したわけです。余計なお世話でしょうが、大丈夫かなと心配になります。
また、小沢氏は「宮内庁の役人が、どうだこうだいったそうだけども、まったく日本国憲法、民主主義というものを理解していない人間の発言としか思えない」とも述べていますが、宮内庁長官はただの役人ではなく、天皇に任命された認証官でもあります。その意味では、政治家である各省政務官より「格」は上ですね。
この調子でいくと、小沢氏は判例で憲法違反とされる永住外国人への地方参政権付与についても、「反対派は憲法を読んでるかね?諸君の理解が、まったくおかしいんだよ」とか言いだしそうです…。


by iza-denbo
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