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河村たかし氏と南京事件

2006/07/18 13:36

 

 先日、民主党の河村たかし衆院議員から南京事件について意見を聴く機会がありました。河村氏というと、「総理をねらう男」としてしょっちゅうテレビに出ているから有名ですね。柔らかい(?)名古屋弁でずけずけモノを言う印象がありましたが、歴史問題について話したのは初めてです。

 

 実は河村氏の10年前に亡くなったお父さんは、陸軍伍長として中国で終戦を向かえ、翌日の昭和20年8月16日に上海から南京にたどり着き、翌年1月まで南京市郊外の寺で暮らしていたのだそうです。そして10年前には戦友とともに、南京市に桜木1000本を贈ったといいます。

 

 河村氏はその縁もあり、今年4月にお父さんの戦友とともに南京に行き、南京大虐殺記念館を訪問しました。その際、60年前に南京市民に大変世話になったという戦友の一人が、記念館の展示を見て「このままじゃ、日中友好は難しいね」とつぶやいたといいます。

 

 河村氏は南京市の幹部らと会食した際に、記念館のあまりの日本糾弾のすさまじさに「中国は秦の始皇帝以来2000年以上にわたって侵攻しているじゃないですか」と言ったそうです。

 

 それに対して、中国側の返答は「中国ベトナムとの関係は国際法廷で裁かれていない。日本との関係は東京裁判で確定した」というものでした。河村氏は、「となると、東京裁判と南京事件中国にとって一緒なんだ。今、日本ではA級戦犯分祀と簡単にいうが、それは日本人が南京で30万人を殺したいうことを認めることになる」と感じたそうです。

 

 河村氏は私にこう言いました。「日本は国家としてユダヤ民族を虐殺しようなんてしてはいない。靖国も毅然として行けばいい」「南京事件について科学的事実を検証しなければいけない。政府は数億円かけてでも調査すべきだ」「先日、東海地方の高校での勉強会に出た。高校生の一人は、教科書を読んでいると日本を好きになれませんと言っていた」‥

 

 南京市幹部らに対し、河村氏が「本当に日本がそんな虐殺行為をしていたのなら、何でそのたった8年後に南京へと入った父たちが、そんなに温かいもてなしを受けたのか。そんなことがありえるのか」と問いかけると、相手は押し黙って答えなかったとのことです。

 

 河村氏は現在、南京事件の研究者や旧軍人に実際に会い、全力で事実関係を調査中だそうです。期待したいところです。

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コメント(22)

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2006/07/18 15:16

Commented by milesta さん

今の日本ではその当時を検証した本がいくつも出されていますが、世界的にはアイリス・チャンの「ザ・レイプ・オブ・南京」がいまだに信奉されているようですね。あれを元に報道する海外メディアが多くありませんか?政治家の方が真実を世界に向けて発言していってほしいと思います。

 
 

2006/07/18 15:31

Commented by 阿比留瑠比 さん

milesta様
 アイリス・チャンのトンデモ本は、米国紙の書評では大絶賛だったそうですね。私も以前、インドネシアに行った際に現地の華僑系新聞がたまたま南京事件特集を組んでいて、インドネシアの人に「日本はこんなことをやったのか?」と聞かれて困ったことがあります。

 
 

2006/07/18 17:36

Commented by mlc19687 さん

河村たかし氏と南京事件
この事実関係をぜひ明かしてほしいと思います。そもそも中国人は秦、漢の時代から針小棒大で漢詩に見られるように「白髪三千条」といった表現が今でもまかり通ってる国です。江沢民などは日本の軍隊が中国人を三千万人も殺戮したなどといってました。しかしそれだけの中国国民を当時の日本の小銃と軍刀しかない軍隊がどのようにして殺戮できたでしょうか。腹の立つことばかりです。円借款はじめ、中国に対して元切り上げなどの外国からの圧力に対しても日本が庇ったことにより大幅な切り上げをしなくてすんだはずです。中国人はえてして、嘘つきです。タイタニック沈没の折、救助船に無理やり乗ってきた「いやらしい日本人」と批判された人がおりましたが、事実は日本人と見られた人物は中国人だったのです。何十年か経た後で間違いであったことが証明されたのです。政治家たるものがナショナリズムをあおり、自国民を戦争に駆り立てるような中国の政治家は最低です。領土においてもまさに貪欲、貧欲に他の国へ侵害することが当たり前。これが国際社会で国連常任理事国とはおかしな話です。日本の政治家は事実関係をはっきりと世界に向かって言うべきです。それで一時的に対中関係が悪くなってもいいのじゃないかと思います。事実は事実としてはっきり言える国になってほしいです。

 
 

2006/07/18 19:02

Commented by 阿比留瑠比 さん

mlc19687様
 そうですね。衝突を恐れて言うべきこも言わないできたこの数十年間、中国が日本のために何かをしてくれたことが一度でもあるのか、ということだろうと思います。日本がただ譲り続けるだけの友好など、もううんざりですね。

 
 

2006/07/18 23:14

Commented by 長三郎 さん

東海地方の教育事情って、ネットで一時期話題となった「謝罪旅行」の件も含むのでしょうか?
私は弟が教育出版社に勤めており聞いた話では、高校向けの歴史参考書の現代史部分を50代後半の教師に依頼したところ、よくここまで日本を貶せるな、というくらいものすごい原稿が返ってきたそうです。
内容は元よりバランスも含めて使い物にならない旨を指摘したところ、ものすごい剣幕で拒否され、やむなく弟が全部書き直したそうです。
歴史の参考書なのに特定の書物を聖典化し、それ以外の記述は一切無視し間違いだと一蹴したそうで、弟は「あれは宗教としか言えない」と言っていました。
一番の問題は日本の歴史を全て否定し、貶すことで自分の目だけは開いていると信じている人々が世の中に多数存在し、その信仰にも似た思想を若い世代に強要していることだと思います。
歴史も科学の一部であるとすれば、ブログで言われていたように検証をし、事実を突き詰めていく必要があると考えます。
2chでは、実際は同じ人なのに親・兄弟・妻・友人などに個人を特定せずに聞き取っているから、二重どころじゃなく十倍近いカウントになっているという説が流れていました。
単純な水掛け論になるだけですので、外務省が「日本海」呼称の正当性を世界各国の古地図表記を調べて検証したように、南京大虐殺も国として精査する必要があると思います。

外務省 日本海-世界が認める名称
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/nihonkai_k/meisho_douga.html

 
 

2006/07/18 23:44

Commented by hiropon さん

あれ?河村氏って南京大虐殺について質問主意書を出して、政府から「旧日本軍による南京入城後、非戦闘員の殺害または略奪行為などがあったことは否定できない」という答弁を政府から引き出してたはずですが?河村氏はどうゆうスタンスで質問したんでしょう?

 
 

2006/07/19 00:06

Commented by - さん

南京大虐殺の実質的な指令を出したのは
当時大本営作戦課長の河辺虎四郎ではないかと
正論や諸君で活躍されてる軍事史家の別宮暖朗先生が
自身のサイトで暗に指摘しています

http://ww1.m78.com/

 
 

2006/07/19 04:32

Commented by 患者ID112904 さん

おはようございます。
本当ですか?河村さん?真剣に取り組まれていますか?
今までのような中途半端な演技ではないでしょうね。一度くらい「男」になってくださいよ。

 
 

2006/07/19 06:25

Commented by 阿比留瑠比 さん

長三郎様
 歴史教科書の問題はいろいろ批判されているからホンの少しましになりましたが、副読本や参考書のたぐいは相変わらずひどいようですね。いいかげんな人物がいいかげんな出典に基づき、いいかげんに書いていると‥

 
 

2006/07/19 06:26

Commented by 阿比留瑠比 さん

hiropon様
 河村氏は、最新の研究によって大虐殺説は崩れているのではないかとの趣旨で質問主意書を出したようです。それに対し、政府の答弁書はごまかしただけの内容でしたが。

 
 

2006/07/19 06:28

Commented by 阿比留瑠比 さん

amber19850921様
 情報をありがとうございます。見てみます。

 
 

2006/07/19 06:29

Commented by 阿比留瑠比 さん

yumatijp様
 継続的に取り組まれているのは本当のようです。前回の政府答弁書を踏まえた新たな質問主意書も準備していると聞きますし。

 
 

2006/07/19 08:39

Commented by milesta さん

昨年イギリスのBBCのホームページで、靖国問題についての意見を募集していました。世界中から意見が寄せられていましたが、取り上げられている意見に「南京で酷いことをしたのだから云々・・・。」というのが多く、また同じHPで南京事件の特集がありアイリス・チャンの本を資料としたのであろう内容となっていました。
また、ここオーストラリアではBBCの放送を流すことがよくあるのですが、旧日本兵にインタヴューして残虐行為を語らせるという番組をやっていたことがあります。
冒頭の意見募集には、私も拙い英語で意見を出しましたが(当然取り上げられず)、書きながらも「なぜただの主婦で、英語だってそんなに得意じゃない私がこんなことをしなければならないんだ。」と理不尽な思いでした。民間人がいくら力説してもダメなんです。日本政府が反論してくれれば。もうなさっていることかも知れませんが、在外公館もその国のメディアがおかしいことを報道したらきちんと抗議して欲しいです。拉致問題でもそうですが、当然政府がやらなければならないことを国民がやっているというのはおかしくないでしょうか?

 
 

2006/07/19 09:34

Commented by 阿比留瑠比 さん

milesta様
 そうですね。最近は在外公館でも大きなところは、間違った報道などに抗議を行ったりしているようですが、世界を見渡せば全然だめでしょうね。戦後長い間、政府には自分たちがひどいことを言われているのを正そうという意識すらなかったのかもしれません。しかし、政府と政治家は世論に弱い存在ですから、われわれがどんどん声を上げれば状況は少しずつ変わっていくと思います。

 
 

2006/07/19 13:59

Commented by 小龍景光 さん

南京事件(この言葉自体が誤解を招く言葉ですが)については外務省を中心にもっともっと声をあげていかなくてはならないでしょう。

NHKの国際放送も含めて日本の主張のための「肺活量」を大きくすることは急務だと思います。
肝心のNHKの番組作成方針が徹底的に信頼できないことが大問題ではありますけど。

 
 

2006/07/19 14:53

Commented by 阿比留瑠比 さん

小龍景光様
 NHKはおっしゃる通り、まったく信頼できません。というより、反日色が濃いところだと思います。日本の肺活量を増やすためにはどうしたらいいのか。本当に考え時ですね。

 
 

2006/07/20 09:37

Commented by お絵かき爺 さん

河村議員のホームページを見ましたが、このことについて何も書いてありませんね。ほんとに本気ならいいんですが。
しっかり表明してほしいですね。

 
 

2006/07/20 09:42

Commented by 阿比留瑠比 さん

お絵かきじいさん様
 ご自分の父上のこともあるので、しっかり取り組まれるものと期待しています。

 
 

2006/07/26 20:16

Commented by pokopen さん

はじめまして
幾つか確認したいことがございます。
よろしくお願いいたします。


産経新聞 2006年7月20日付け
昭和天皇 富田メモ 分祀へ政治利用の恐れ
≪加藤氏「分祀論に弾み」 安倍氏「気持ち変わりない≫

【昭和天皇発言メモへの政界反応】


1、上記4行は貴紙の2006年7月20日付け報道の
いわゆる『昭和天皇富田メモ』に関する
大見出し小見出しである。
間違いはないか?

2、大見出しでは『昭和天皇富田メモ』とあり
小見出しでは『昭和天皇発言メモ』へ
と変化している。

3、貴誌は同メモの真贋を検証したのか?

4、それとも何もせぬまま
【昭和天皇発言メモへの政界反応】
として昭和天皇発言メモとして真正扱いし
与野党首脳にインタビューし報道したのか?

5、報道資料の検証をどのように考えるか?
報道資料の検証の指針は有るのか?

6、現在にも禍根を残すいわゆる
歴史教科書問題では貴紙は報道にあたり検証作業をしたのか。

7、つい先日、日本国会を騒がせたいわゆる
永田メール問題のときは検証についてどう報道したのか。

以上、阿比留瑠比記者に他意はない。
ただ


河村氏は私にこう言いました。
南京事件について科学的事実を検証しなければいけない。政府は数億円かけてでも調査すべきだ」


との記載があった事
また無責任な報道をひたすら垂れ流す
新聞テレビの多い中
貴紙のみが真実を報道する新聞と
考えている事の二つからお尋ねしたまでです。

外に適当な質問先があればご教示お願い致します。

 
 

2006/07/26 21:03

Commented by 阿比留瑠比 さん

pokopen様
 お尋ねの趣旨はよく分かるつもりですが、同時に難しいご質問です。例のメモについては、見出しは私も全部把握はしていませんでしたが、少なくとも当日の私の署名記事で、まだ真贋も含めて疑問が残ることは指摘したつもりです。また、教科書事件の件が昭和57年の問題だとすれば、弊社も第一報段階では検証が甘かったようです。ただし、その後、ただちに大きく訂正記事を出して事実関係を説明したのも弊社だけのはずです。日々、組織と個人の能力の限界の中でやっていますので、正しいご指摘にも答えるのが難しいことがあります。あしからずご了承ください。

 
 

2006/07/28 02:06

Commented by pokopen さん

速やかにお応えをいただきお礼と感謝を申し上げます。

人として誠意ある方であり記者としても署名記事で冷静な判断を下されたと尊敬いたします。

阿比留瑠比記者のみでなく唯一教科書事件をただちに大きく訂正記事を出し事実関係を説明した産経新聞社も同様です。

それ故、信頼を勝ち得たのです。


私の目には今回の報道が幾度も繰り返された問題報道とおなじ構図に見えます。

1、一人の記者、新聞社がガセネタを報ずる
2、国内で周囲のものが追従する。
3、国外で当該記事が転載され騒ぎが増幅する
4、彼の国は世論を支えと称し、国内メディアの誤報を材料に日本たたきが始まる

今回も東アジア2ケ国で同記事が転載されました。
このままでは彼の国において、日本経済新聞の誤報が真実とされたまま記録され記憶されます。

誤報の訂正どころか微妙な時期、竹島付近に自社機を飛ばす朝日新聞。
かつては、東京都知事の発言を変造し、最近では放送の音声とは全く無関係な与党総裁選挙候補者の写真に妙なテロップを重ね映像で流すTBS。

報道機関でも広報機関でもない悪質な偽者ばかりです。


私の駄文に直接お付き合いいただく必要はありません。
しかし貴紙以外のどのメディアが誤報の指摘できるのでしょうか。

 
 

2006/07/28 08:17

Commented by 阿比留瑠比 さん

pokopen様
 肝に銘じたいと思います。ありがとうございました。

 
 
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