本日は、公職選挙法の規定に抵触しないよう、個人名や政党名を匿名にして書いてみようと思います。それと、1党の主張だけを書くとあれこれ言われるので、もう1党の反論も掲載してみます。これなら問題ないのかな。よく分かりませんが、とりあえずエントリしてみます。
まずは、Kさんが14日に北関東で行った演説を取り上げます。というのは、この人のこれまでの演説では出てこなかった「日教組」という言葉が登場したのが興味深かったからです。このブログをこれまで読んでくれている方ならご存知の通り、私は日教組についてとても関心があるものですから。また、この人はあまり文教行政にかかわってこなかったので、ちょっと意外でもありましたし。
・T市での演説
《Aさんもしっかりやっているんですよ。年金の記録の問題、確かに怒るのも無理ない。我々も呆れているんだから。年金の記録問題はしっかり対応する。年金記録が消えたわけではない。残っている。これを統合するときに時間がかかるが、全部年金受給資格のある方には、確実に年金が給付される。
社会保険庁、労組と覚書、いかに働かないか。パソコンの仕事は3時間以内しかしないとか、いかに自分の仕事を楽にしようかという覚書を交わしていた。国民が怒るのも無理はない。役所の公務員の労組がいかに自分の身分を守るか、政府も労組も反省してもらわないといけない。
社保庁の問題を国民の不信につながらないように対応するのが政府J党の役割だ。国民のさまざまな批判を受け止め、不安のないように対応していくのが我々の役目だ。
郵政民営化も与野党、当時反対した。野党も民間でできることは民間にと賛成していた。いざ民営化法案出すと、全逓の労組や全郵政の労組とか、公務員の労組が反対したから、M党も一緒に反対した。民間の宿があるのに、なぜ簡保の宿やメルパルクがあるのか。民間がやっているじゃないか。公務員がやる必要のない仕事をしている。民営化実現したからやめる。
教育基本法もJ党とM党は大きな違いがなかった。それなのに日教組が反対するからM党が反対した。道路公団民営化もM党は反対した。高速道路を無料にしよう、全部税金でやろうといったのはM党だ。(道路公団民営化の良さの話、略)こういうバカみたいなことをM党が言い出すのはなぜか。公務員が自分の身分を守りたいからだ。
政府は社保庁を解体して公務員の身分をなくすと、新しい民間会社で民間人として働く。M党はまた反対だ。公務員の身分を保障して国税庁と一緒にと。公務員労組がM党を応援しているからだ。日教組、自治労、社保庁の労組も応援する。だから公務員が反対することはM党は反対する。ますます税金を使うことになる。》
次もKさんの演説です。T市での演説と似ていますが、マスコミ批判がちょっと加わったので、これも紹介します。
・O市での演説
《Aさん、苦しいところだが、××は無責任なことが言えない。この年金の問題、確かに怠慢があった、ひどい状態だった。しかし年金の記録は消えていない。ただ整理して統合する。ただ統合がおろそかになっていたということだから、年金の受給資格のある人は必ず給付されるように、これからしっかりするのが政府自民党の役割だ。これをしっかりやる。時間がかかるのを、いままでのような楽をして、自分の仕事、大事だ。これは国民に代わってするのが大事だ。自分の仕事が楽になるのはだいじではない。そのへんがいまの社会保険庁の役所の、公務員であること、公僕である●(聞き取れず)。楽をしたいということで怠慢し、合理化もしない。一日3時間以上パソコン使わないとか、驚くべきあまたの覚書を交わしている。こういう公務員のどっちが大事なのか。自分の身分を守るのが大事なのか、国民のサービスをするのが大事なのか。率直に政府としても役所を管理する面から反省しなきゃならない。こういう厳しい国民の批判、指摘にこたえて、今後はしっかりとした年金の制度(?)なり、記録が曖昧な人に対して丁寧に調べる。そして確実に給付、この体制をJ党としても政府としてもやっていく。
3年前、私が××のときに、私が××在任中は消費税を上げません、上げると財政が大変だから、上げなきゃいかんの声があったが、まず行政改革、役所に無駄な仕事を与えない、財政に無駄な金はない、そのために、行財政改革をしっかり。だから消費税を上げると、その手が緩むから、私の××大臣中は消費税を上げませんと3年前、選挙でいった。そしたらM党はなんといったか、無責任だといって批判したのがM党だ。3年前、M党は3%消費税上げるといったじゃやないか。いまはなんだ。無責任といったことを、自分たちがやっている。消費税上げません。私は××大臣、上げないと公約を守ったんです。そのために無駄を省いて郵政民営化、J党は反対したが、どうしたか。国民が支持したからだ。なんで公務員が簡保の宿とかメルパルクとか、民間がやっている仕事をやるのか。群馬県には温泉旅館もホテルもあるじゃないか。そういうのは民間にまかせたほうがいいじゃないか。だからこういうのを民営化したら、廃止しなければならない。
民間に出来ることは民間に、といってM党はいいながら、いざ公務員の組合が反対するとM党は反対に変わっちゃう。郵政民営化もそうだ。全逓、全郵政の労働組合が民間になっら自分たちの公務員の身分がなくなってサラリーマンにならなければならない、反対だといったのはM党だ。
今回A内閣だって、教育基本法、J党、政府案とM党、たいした違いがない。ところが日教組が反対したからM党は反対になっちゃった。なぜか。公務員の労組からM党は支援を受けているからだ。口では民間で、社保庁は民間にといいながら、いざ公務員は●(聞き取れず)になるから、日教組にしても公務員、応援してくれる。だから反対。道路公団、私の時に民営化するといった。道路公団も公務員だから、賛成してくれると思ったら、反対しちゃった。なんていったか。有料道路、M党は道路公団に反対、そのかわり、道路料金を全部ただにするといった。国民が喜ぶと思ったんでしょう。高速道路使わない国民にしても、税金で全部やるといった。
いざ、公務員の身分をなくすような法案だとM党は必ず反対。道路公団民営化で、いままで公団の公務員がやっていたときは、毎年税金が3000億円公団につぎ込んでいた。いま税金、民営化になったら、税金を納めるようになった。公団の時代は高速道路の非常電話は1台200万円以上かかっていた。なんであんなにかかるのか、もっと安くできないか、半分ぐらいに出来ないかと指摘して調べたら、安くできるところありませんかと聴いたら、手を挙げた。民営化でいま非常電話は1台、40万円から50万円でできるようになった。このように民間でできることは民間がやったほうが、無駄がなくなる、税金も使わないで済む。
今度A内閣のAさんは、私でも想像できなかったことをやった。社会保険庁を解体して、公務員全部やめさせて民営化する。いったん公務員の身分を全部やめさせて解雇する。新たに意欲のある人だけ、民間のように採用する。いざ社保庁けしからんといいながら、政府が社保庁を解体して民営化するといったら、M党は反対した。反対、反対。この社保庁の公務員、民間になるのいやだからというあの自治労の労組、役人の労組の声、役人が応援してくれている、役人の身分を失いたくない、それにこたえてM党は社保庁解体反対、公務員の身分のまま国税庁と一緒にという。口では民間でできることは民間にといいながら、公務員の役人の労組が反対というと、M党は反対する。教育基本法しかり。日教組も自治労も労組、公務員である限り、選挙運動しちゃいけないんですよ。にもかかわらず堂々とM党を応援している。
マスコミも政府のやること、J党を応援すること批判するが、野党、M党の応援することは目をつぶっちゃう。政府は批判されるのは当たり前。厳しい。苦しいところだ、Aさんも。私も××やっていて、何やっても批判されること覚悟して耐えてきたが、国民のみなさんが支持してくれた。人生いろいろなんて、当たり前のこといって、なんで批判されるのか。傘もいろいろになった。5、6年前なんか傘は黒か白ばっかり。どーですか、赤あり緑あり青あり橙あり桃色あり模様入りあり、水玉あり。きれいな傘さしているねえ。傘もいろいろじゃないですか。何やっても批判されるから、耐えていかなければならない。苦しいところだが、この社保庁解体して、公務員の身分をなくしちゃうという改革、M党、反対せざるをえない。それぐらいは賛成してくれてもいいんじゃないでしょうか。いかに役人の労組に弱いか。この行政改革をできる、つまり労組から支持されていないJ党だからできる。
労組のみなさんも大変だが、国民のための労組になってほしい。公務員の仕事は大事だ。一生懸命働いている人がいる。民間でできない、きつい仕事、汚い仕事やってくれる。民間はできない、やらないが、国としてやらなきゃ行けない仕事がたくさんある。そういう仕事は公務員にやってもらわなきゃいけない。そういう姿勢をもって、社保庁みたいに怠ける覚書だけは幹部と交わして、その幹部も認めていた。我々も気付かなかった。これは反省しなければならない。》
次に、Kさんが批判していたM党のOさんが、14日に東北某県で記者団の質問にオンで答えた話を掲載します。選挙結果に自信ありげな様子にも見えますが、実際はどうなのでしょうね…。
M党のO代表
《【年金記録】
Q:年金問題で15件が認められたが。
A:きちんとね、認められるということは、とてもいいことだが、だけど、15件では余りにも5000万件、もっとあるかもしれないという中で、15件というので余りにも遅々とした感じだし、果たしてこれでみんな救われるのか。という思いだ。
【遊説】
Q:四国、九州を回れなかったが、影響は。
A:何で? 自然状況だもん。しょうがないよ。また行きます。
Q:3日間、街頭に出ないが、理由は。
A:街頭、出ているじゃないですか。
Q:演説しない。
A:出ているじゃないの。街頭やっているよ。初日から。
Q:明日、明後日、その後と3日間予定がない。
A:明日は予定ありますよ。あるけれども果たして東京、飛ぶかどうか、っちゅう問題があるでしょ。飛行機が。キミが台風にお願いしてくれりゃあ、また行きますよ。
Q:やはり天候には・・・
A:当たり前じゃない。だってどうすんの。飛行機飛ばないのにどこ行くの。ははは。
【選挙情勢】
Q:29日までの課題は見えたか。
A:課題ということはないが、どこでもいろんな機会で言っていることだが、1人区、J党の強い基盤と呼ばれている、当然、地域になるわけだけど、そこで非常に今のJ党政治に対する批判、反発が強いです。もう。特に今までJ党、一生懸命になって応援してきたのにね、何だとこの仕打ちはと。いう感じですよね。だからそういった皆さんの声、気持ちをM党がきちんと受け止められるような運動の仕方を、あるいは呼びかけをすればね、ぼくは本当に雪崩を打って支持の輪は広がるだろうと思います。だから後はそういった皆さんの声を吸収できるかどうか。そこにかかっているでしょうね。
【年金制度】
Q:政府がM党の年金政策を不安があおっていると批判している。M党の政策の浸透度合いは。
A:みんないいと思いますよ。政府はM党の案だけ批判しているけれど、自分たちの今の制度、どうなっているんだと。なんだかんだ言っていますけれど、あの試算はすでに破綻をきたしているわけだ。基礎にしている数字がおかしいことも事実だし、結果として保険料を上げて、給付下がっているという結果しかないわけだから。それが証明しているのではないか。理屈を言う前に。医療費だってそうでしょ。国民負担は上がるばかり、サービスは低下するばかり。年金だって同じ。国民の負担、保険料は上がるばかり、給付は下がるばかり。それは今の年金制度がもう破綻しているってことですよ。政府が試算した100年安心年金なんちゅうのは、もうまったく根拠のないものになっているというのが現実の事実ではないか。だから、勇気を持って我々、主張すればいいんですよ。政府は人の批判をする前に、今、自分たちが今、どういう政治をやっているかということをはっきりやっぱ、言わないといけない。そこはみんな、見極めつけているんじゃないですか。国民の人たちも。と思います。》
うーん、K氏の話もO氏の話も、突っ込みたいところや解説したいことはいろいろあるのですが、やっぱり書きにくいです。というわけで、本日はただの両者の主張の紹介にとどめます。


by akizuki
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