今朝、ワイドショーを適当に見ていたら、小泉純一郎首相がモンゴル訪問出発前のぶらさがりインタビューで、改めて8月15日の靖国神社参拝に意欲を示すとともに、中国の対応を批判したという趣旨のニュースが流れました。
小泉流のリベンジだな、と思わずにやついてしまったのですが、あとで後輩記者のメモを読むと、テレビではだいぶ省かれている部分がありました。それは、中国様の言うことを全肯定し、あらかじめ自分たちが決めている結論以外の行動を首相がとると、よってたかって批判するメディアに対する皮肉の部分でした。
まあ、首相のメディア批判自体はこれまでもずっと繰り返されてきたことだし、とりわけニュースではないという判断も成り立ちますが、今回の首相の反論ぶりはけっこう面白い。イザの利用者のみなさんにも興味があることだろうと思い、この場を借りて紹介することにしました(今朝7時40分すぎ、首相公邸前)。
《 記者:8月15日の靖国参拝だが、総理は昨日「公約は守るべきだ」と発言した。一方、2001年8月13日に参拝したときには「幅広い国益をふまえ諸課題の解決にあたる」と、近隣諸国に配慮する談話を発表している。この整合性についてはどう考えるか?
小泉氏:整合性というと面白いんですね。メディアは『必ず公約は守るべきだ』という。守らないと批判する。守ると、自分たちの意見に反対するのは『守らなくていいんじゃないか』と批判する。そうすると、今度は仮に公約を守らないとね、『何で守らなかった』と批判するんですね。
何でも批判するのはメディアだけども、そういう点についても今までメディアの人たちもどう判断するか、私は面白いと思っているんです。整合性とかありますけども、私は靖国神社参拝を批判するというのは自由だと思ってるんです、誰でも。
しかしね、どの国でもね、1つの問題、2つの問題、2、3の問題は意見の違いとか対立はあるんです。その1つの問題で意見が違うからね、首脳会談を行わないというのはおかしいと思いませんか?それについて皆さん、はっきり態度示さないね。もし私が1つの問題で対立する国とね、首脳会談を行わないと言ったら、私を『その通りだ』というか、おそらく批判するでしょうね。靖国参拝で小泉が参拝するなら首脳会談を行わないという中国、『その通り』と皆さん思ってるんですかね。
日本の首相が2度と戦争を起こさない、戦没者に対する哀悼の念を表明するために靖国神社に参拝する、これ私は当然のことだと思ってますし、8月15日ならず、いつ行っても批判しているんでしょう。いつ行っても同じですよ。そう思いませんか?
記者:それは8月15日?
小泉氏:15日だろうが、13日だろうが、4月だろうが、10月だろうが、1月だろうが、いつ行っても批判してるじゃないですか。いつ行っても同じです。それは今までの積み重ねだ。経験ですよ。日本のマスコミもちょっと目覚まさないとね。ただいつも総理を批判すればいい、賛否両論あるんですから。公約を守った場合には批判する、守らなければ守らないで批判する。よく私を批判するね、テレビの評論家とかコメンテーターにね、そういう意見聞いてみたいね。何でも総理を批判する。それは総理を批判すればかっこよく見えるからいいんだろうけどね。少しは冷静に目を覚ましてもらわないと。
1つの問題で首脳会談を行えないのはいいのかどうか。私は日中友好論者ですよ、今まで。話し合いをしてきましたよ。他の閣僚、他の分野、交流は進まってますよ。経済関係も深まってますよ。そう思いませんか?
日本の首相がどこの施設に参拝しようと、批判されるいわれはないんです。戦争の反省をふまえて、戦後61年間、1回の戦争もせず、巻き込まれずに、平和国家として発展してきたんですから。まさにこれが過去の戦争の反省をふまえて日本が進んできた道です。現実が証明している。アメリカと協力すると『アメリカ追随』、中国と意見が違って協力しないと『アジアから孤立する』。全然孤立してませんよ。さまざまな国と交流が拡大、発展してます。中国と韓国も含めてね。
見方がみんな政治的な意図ばっかりでね、政府を批判すればいいというだけじゃ正確な戦略なり見通しは立てられませんね。そう思いませんか? メディアも冷静に考えていただきたい。
記者:総理の心はもう8月15日で決まっているか?
小泉氏:適切に判断しております、いつも。》
個人的には、「いつ行っても同じですよ」というセリフに関心を覚えました。首相に就任した最初の年、福田康夫官房長官と山崎拓幹事長に「15日を外せば中国はそんなに反発しないと言っている」とそそのかされ、13日に参拝したけど中国はやっぱり猛反発したことへの怒り。その後も例大祭に行ったり、元旦に初詣でで行ったりと中国への配慮と譲歩を重ねても何の意味もなく、むしろ中国を増長させただけだったことへの諦めと悟り。いいですねぇ、味があります。
マスコミに対し、「目を覚ませ」と促す部分では、ドラマ「女王の教室」のきめ台詞「いいかげん、目覚めなさぁい」を思い出してしまいました。いや、おっしゃる通りです。中国の宣伝工作を無条件に受け入れているのは、実は日本社会でマスコミだけのような気もします。
首相が15日の参拝を断行することで、次の安倍氏は楽になるでしょうね。安倍氏が首相就任後、例大祭で靖国に参拝しようとも、中国にとっても「小泉よりましだ」というエクスキューズができるわけだし。あえて言えば、首相はある意味、靖国問題を半分ぐらい解決してみせたことにならないでしょうか。
現在、世間を騒がせているA級戦犯分祀論も無宗教の国立追悼施設構想も靖国の国家管理論も、首相が8月15日に参拝すれば、半分は意味を失うと思うし(残る問題は天皇陛下のご参拝)。小泉氏は、靖国参拝を継続することによって、日中関係をそれまでの臣従関係から対等な関係へと正常化する構造改革を果たした。私はそう理解し、この点では小泉氏を高く評価しています。
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小泉首相の靖国関連ぶらさがり全文
2006/08/10 12:24
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/24222/
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8/15靖国神社探訪記 [What's New Pussycat!?]
今年もまた、終戦記念日がやってきた。
ヘリの音で目が覚める。 去年 、街宣車の軍歌で目が覚めたときよりはマシかもしれない。
毎年この日は必ず靖国神社へ行くことにしているが、ああ明日も人が多いんだろうな、そ…
小泉首相が、8月15日に靖國を参拝すると公約に掲げて、首相に就任したのは平成13年(2001)4月。それ以来、日にちは異なるが首相は毎年靖國参拝を重ねた。この参拝が内外共に議論を招き、現在に至ってい…
資料写真: 「ヤー!」が口癖だった軍神ライダーマンさん
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終戦記念日を控え小泉首相の公式参拝の是非が取りざたされるなか、靖国神社に新たな疑惑が発覚──元・悪の科学者でデ…
前回の【問題提起編】の続編です。
いろいろ熟考したいのですが、15日まで時間がなくなりましたので、プロトタイプを投稿したいと思います。
識者や興味のあるブロガーの方々から、訂正や別の形のご提案など頂ければ…
ろうそく手に「参拝反対」 韓国や日本の遺族らデモ
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=IBR&PG=STORY&NGID=soci&NWID=2006081101004198
さて、この記事中には韓国の国会議員の名前が出ていますが、プロ市民団体に混ざ…
先日、靖国問題に関する麻生私案なるものが発表された。 その内容を見て、僕は愕然とした。 何だこれは? ふざけるな! その内容はとてもではないが許せるものではなかった。 仮にも一国の現役外相が、こんなもの…
今週の大田総理~1位鈴木紗理奈~ [【現役医師ブログ】 話題のニュー…]
Good
紗理奈 : 純粋だ、義務教育受けていないからか。
軍事ヲタ
池さん : 半島を見直した
金美齢さん : LOVE
テッチャン : かわいい
タルるーと : 突っ込み良し
一太
Bad
あっこ : ひでー
虎…
ネットに信頼を置く時代 [TOKYO ROCK CITY]
小泉首相の発言が「編集されずに」イザで掲載されて
反響を呼んでいるようですが、ネットが普及したおかげで
取材される側の言い分が表に出やすくなったように思います。
産経・阿比留記者のブログ記事 に詳述されて…
今年も敗戦記念日の8月15日がやってくる。 去年はブログを通じて『靖国神社』とは
中曽根氏の「首相の仕事」発言 に関し、再度言わせて貰う。
中曽根氏は、靖国の一点を除けば歴史に名を残す宰相だったと思うが、残念ながらその一点で栄誉を逃してしまった。
氏は事あるごとに 、”中国の友人のため…
ああ、ネタバレしてしまいましたね・・・
しかし、この記事がこのタイミングで出てくるってのは、マスコミも小泉首相の昨日の発言(フィオリーナの以心伝心 参照)と世論に押され始めて、今のウチに方針転換を図っ…
この記事は良い。 「小泉首相の靖国関連ぶらさがり全文」 http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/24222/ 産経新聞が「いざ!」とばかりに「iZa」というβ版のWebページを作っているのを知っている人が多いか少ない…
先日izaと言う産経新聞が主宰するサイトで、私もブログを書いている事を書いた。
産経新聞のサイトだからある意味当然だとして、先日来、靖国問題と自民党の総裁選がブログの主要テーマになっている感がある(苦笑)…
「15日だろうが、13日だろうが、…いつ行っても批判してるじゃないですか。いつ行っても同じです。…日本のマスコミもちょっと目覚まさないとね。」単純明快、靖国参拝はコロンブスのたまごです。けんかの出来…
[関連するエントリ]
■Memo:The press conference that Japanese mass communication doesn't convey
「Meine Sache」のoribe氏が発したエントリ「2006年夏、日本。」経由で、産経新聞政治部記者の阿比留…
小泉首相の靖国関連ぶらさがり全文 [デラデラメモ《COMPLEX》]
産経新聞がはじめたizaというニュースサイト。ブログが併設してあって、産経の記者が書いてたり、登録すれば一般人も書けたりする。まぁ、産経のスペースだから、とうぜんそっちよりの行け行けどんどんなもんばっか…
小泉首相が8月15日参拝を示唆する発言を繰り返していますね。執拗に聞く新聞記者たちもご苦労なことだと思いながら、毎日ニュースを見ていますが、産経新聞政治部遊軍記者の阿比留瑠比氏が書いているブログに興…
小泉内閣メールマガジン 第245号2006/08/03らいおんはーと小泉総理のメッセージ
「● 戦没者の慰霊 」に対する読者からの コメント が、小泉内閣メールマガジン 第246号 2006/08/10に 80通 掲載された。
うち、 靖国…
靖国問題に関する小泉首相の10日の発言内容
私は小泉首相の政策の全てに賛同するものではありません。しかし、対特ア外交だけは評価しています。
彼等の理不尽な内政干渉を跳ね返し続けたことには拍手を送りたいく…
by akizuki
写真・駐日中国大使から議員に…