今朝、自宅に山梨県のある教職員からファクスが届きました。それは、地元紙、山梨日々新聞の7日付の小さな記事をコピーしたもので、記事の見出しには「衆院選民主勝利へ 山教組が結束確認 甲府で新年互礼会」とありました。山梨県教職員組合の存在は山梨ではとても大きなものなので、地元紙が互礼会を記事にするのは毎年のことなのですが、私は記事を読んで少し悲しい気持ちに陥りました。
記事が、最後を「互礼会には横内正明知事や宮島雅展甲府市長らも来賓として出席した」と締めくくっていたからです。横内氏も、もう完全に山教組にからめとられたなと。
私はちょうど2年前の2007年1月22日のエントリ「山梨知事選は県民が良識発揮・ブログ本は校正作業中です」の中で、この横内氏の初当選を喜んでいます。というのは、横内氏が「山教組はよくない」と掲げて知事選を戦い、それが県民の支持を得ての当選だったからです。実際、このときには横内氏が演説で「山教組が悪い!」と訴えると、県民から拍手が起きていたと聞きます。
同年5月14日のエントリ「山梨県教組が着々と復権しつつあるようです(怒)」では、私はその横内氏が山教組系の集会に出席したことを伝え、山教組に取り込まれようとしているのかという危惧を表明しました。とうとう、その恐れが現実のものとなってしまったようです。
ファクスを送ってくれた教員は、「横内知事は『反山教組』を旗印に、知事に当選した。それが、このありさまである。信念なき政治家の典型である。さらば横内正明」という怒りの一文を添えていました。横内氏としても、このように以前からの支持者の反発を買うことは分かっていたことでしょう。それでも、山教組には逆らえなかったということなのか。
山教組の坂野修一委員長が、民主党の3候補の当選を目標に掲げ、「政権交代を果たすため、組合員やOB、働く仲間の力を結集したい」と訴えたという山梨日々の記事を読みながら、頭に浮かんだのは、2人の政治家の言葉でした。どちらも以前のエントリで紹介したことがあるのでダブりますが、あまりにもぴったりなので再掲します。
森喜朗元首相 「一番の問題は知事だと思うね。知事は必ず自治労と日教組と妥協するんです。それで次の選挙で応援させる。そうすればよほど失政がない限り、2期、3期はやれる」
衛藤晟一氏 「地方では、保守系の知事でも、お金も票も運動員も持っている教組と妥協してしまう。今までの知事も全部だめだった。われわれはどういう具合に手を打ったらいいのか」
橋下徹大阪府知事のように、正面から日教組を批判できる知事はなかなかいないのでしょうね。これで日教組のドンである民主党の輿石東参院議員会長が、現在のネクスト副総理から、本物の副総理にでもなったら、いよいよ知事・地方行政と日教組の癒着・一体化は進むのだろうなと思います。ちょっと憂鬱になりますね…。


by saxophone
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